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宋胡録青磁魚形水注

¥13,200 税込

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宋胡録
青磁魚形水注

日本では、タイ産の陶磁器を

桃山・江戸時代頃から

「宋胡録」（すんころく）と呼んで珍重してきました。

元は、

茶人たちが蓋物陶磁器を香合に見立て、それを「宋胡録」と呼んでいたようですが

近年では、タイの陶磁器全般をそう呼ぶようになりました。

すんころく。

この不思議？な名前の由来は、

タイの窯場〈スワンカローク〉が訛ったものだとか。

本日の作品は

そんな「宋胡録」の青磁水注です。

魚の形を模してあり、

口から水を注ぎます。

独特なオリーブグリーンの釉調も然ることながら、

口部がラッパ状に広がった盤口（ばんこう）も

タイ古陶磁の特徴。

諸々うんちくを抜きにして、

造形だけとっても面白い１点。

花を活けて楽しむのもありかと。

径 / 20cmくらい
高 / 17cmくらい